システムトレードソフトイザナミでデイトレードの検証方法5つを解説

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この記事では、イザナミというシステムトレード検証ソフト(無料版)を使って可能なデイトレードの検証方法を紹介します。

場中での決済やGUのみに仕掛ける方法なども少し工夫すれば検証可能なので、是非この記事を読んで検証の幅を広げてください。

イザナミの導入や基本的な操作方法についてはこちらの記事をご覧ください。この記事もそうですが、画像をたくさん使っているので、是非イザナミを操作しながらご覧ください。

寄り引け売買のデイトレード

最もシンプルな検証です。仕掛けを買いにした場合、結果の勝率が陽線(陰線)を引く確率、期待値が寄り引けでの平均騰落率になります。

指値仕掛け、引け成り売りのデイトレード

データを加工するにチェックを入れると、前日以前の四本値や平均線などの指標などの値で指値をするようにできます。

引け手仕舞いではなく、場中に指値で手仕舞いするデイトレード

基本設定→特別条件→仕掛けが、翌日寄付、翌日指値(寄付)の場合は、その日の場中指値を許可する にチェックをいれる

ここにチェックをいれることでデイトレードで場中の指値手仕舞いが可能になります。ただ書かれている通り、仕掛けが、翌日寄付、翌日指値(寄付)の場合のみ、つまり寄付で仕掛けたものに限定されます。

これはイザナミは分足データでの検証ができず、四本値までのデータしかない為、仕掛け条件・手仕舞い条件どちらも満たしていても、先に仕掛け条件を満たしてから手仕舞い条件を満たしたのか、先に手仕舞い条件を満たし、その後仕掛け条件を満たしたのかの区別がつきません。
後者の場合、場中の動きが手仕舞い条件到達→仕掛け条件到達→手仕舞い条件未達、だった場合、四本値(日足)レベルでは手仕舞いできているが、実際には手仕舞いできていない取引ということになります。これを除外するために、仕掛けは寄付に限定されているわけですね。

以下は仕掛けを翌日指値(寄付)、手仕舞いを翌日指値かつ指値で未約定の場合、引け成り にチェックを入れた場合です。平均保有日数が1、つまりデイトレードとなっています。
手仕舞い条件に当日引け以外は、翌日指値、翌日寄付などすべて翌日のものしかない為、デイトレードは引け成り手仕舞いしかできないように勘違いしてしまいがちですが、指値手仕舞いもこのようにすれば可能です。

下は、仕掛けを寄付以外にした場合です。その他の設定は上の時と全く同じです。

保有日数が2になっていますね。寄付以外での仕掛けでは、特別条件の仕掛けが、翌日寄付、翌日指値(寄付)の場合という条件を満たせなかった為、場中の指値ができず、デイトレードでの検証ができていません。
ここで一つ重要な問題があります。寄付での仕掛けには成り行きと指値しかない為、ギャップダウンに仕掛けることはできても、ギャップアップを指定して仕掛けることはできません。

デイトレードでギャップアップ銘柄だけを検証する

これ、実は簡単です。イザナミでは貸借銘柄かどうかに関係なく、売りの検証ができます。つまりギャップアップを買いの検証をしたいなら、翌日指値(寄付)を売り(終値+1TICK)で仕掛け、検証結果を逆に見ればよいのです。

これはギャップアップした銘柄に寄りで売りを仕掛けた場合の結果です。勝率64.45%とありますが、寄りで売りを仕掛けた際の勝率なので、これは陰線を引く確率ということになります。また約定率はギャップアップをする確率として見ることができます。当然売りで仕掛けた場合の期待値がプラスなら、買いで仕掛けた場合はそれにマイナスをかけた数字になります。

指値手仕舞いを利用して、始値からの凡その最大騰落率を検証する

先程までのデイトレードの仕掛け、手仕舞いの設定方法を利用して、始値からの凡その最大騰落率を検証してみます。

検証は簡単です。仕掛けを寄付、手仕舞いを建値+〇%と設定します。

検証結果の取引一覧を開き、利益をで並び替えます。

上位くるものはすべて3%前後の利益率となっています。

この利益率3%前後の銘柄すべてが寄付から高値の値幅が3%以上あったものになります。

逆に利益率3%未満のものは高値時点でもでも始値+3%未満ということになります。

この手仕舞いの〇%部分を自分が半益したい数値や、利益確定したい数値に設定します。

その結果をエクセルで分析することで、全体の何割がそれを満たすのかの検証ができます。

左上のエクセルのマークをクリックすれば、結果をコピーしたり、CSV形式でファイルが作成されます。

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